【緊急】コロナウイルス自宅待機から早3週間、見えてきた功罪

こんばんは。

今日は2020年3月10日、2月上旬からコロナウイルスが急速に拡大し、2週間前の先月2月27日には政府が全国の小中高校の休校を決定しました。持病を抱える家族と同居する私は、コロナウイルスが自覚症状のないまま飛沫感染が拡大していること、若者の感染率、死亡率ともに極めて低い一方で、高齢者の感染時の死亡率が極めて高い点に恐怖を覚え、去る2月18日に自宅待機を決定し、それ以来家族以外の誰とも接触しない日々を送ってきました。この三週間の間、世間ではライブ会場などでのクラスター感染等を通し、感染が拡大する一方、後の感染が拡大した韓国、イラン、イタリア、アメリカなどに比べるとその伸びは極めて緩やかなものになっている模様です。私は日本での感染者が1万人を越す事態も想定していただけに、現在の感染者数500名程度は予想外に落ち着いていると感じています。ただ、日本では検査が十分に行われていないゆえ、名目値が控えめであるとの指摘もありますので、今後10日程度はさらに自宅待機を余儀なくされると考えています。

 

実際に自宅待機を経験する中で、自分自身多くの考察ができたので、ここに記しておきたいと思います。まず自宅待機期間に私自身が定めた目標としては、4月からを予定しているシンガポールでの就業に向け、語学の上達に努めたいと考えています。実際には、4月12日のTOEICの試験にて、800点以上の点数を取り語学への不安の払拭にあたりたいと考えています。この実現に向け、予定が基本的にないこの3週間は、自身の課題に真正面から向き合えるまたとないチャンスであるように感じています。その進捗状況ですが、私の感覚知では、自身できちんと英語の勉強ができているかと問われると怪しいというのが現実です。自宅での課題の克服においては、強い気持ちで臨むことが不可欠です。なにせSNSではコロナを気にしない友人が楽しそうに遊んでいる姿を目にし、相対的剥奪感を強く感じます。また、1日の中で予定がなくなると、メリハリが付かなくなり、だらだらとした1日を過ごすことに繋がります。私は、ジムに通うことが自身のメリハリと体調管理の基礎になっていると自負していましたが、コロナウイルスの流行でジムに通えなくなったことで体のバランスが大きく崩れ、気分が塞ぎがちで目の前のことに集中しづらくなってしまいました。精神的に不安定になり、そこにSNSを開くことでf感じる相対的剥奪感がさらに拍車をかけます。たまったストレスを自慰行為で解決しようとするも、それによって自己肯定感を削がれることでさらなる悪循環を生じます。

 

このような悪循環を阻止し、自らの課題に集中できるようになるためには、以下三点を心がけることが必要だと思います。これが私がこの三週間で学んだとこです。

1, 困難に負けない強い気持ちを持ち続けること。辛いことから逃れず強い気持ちで向き合い続けたものだけが、人生を豊かにし、目標を達成することができます。私は、よりよく生きるということは、常に全力で何かに取り組み続けることだと思います。

2, 生活リズムを整えるためのマストを作る。3週間も家にいると、最初はあれをしようこれをしようと意気込みますが、数日経った途端やる気を失い、1日を怠惰に過ごすようになります。これを解決するためには、1日の中で必ずやる動作をある一定の時間に組み込むことで、自分の中にメリハリを作るタイミングを用意してあげることが必要です。私は、朝8:00-8:30の散歩と夜17:00-17:30のランニングを自分の中のマストとして組むこみました。これによって私の体には、起床+朝ごはん//午前//午後//夜ご飯+夜 といった4つの区分けを作ることに実現しました。この流れを崩さないよう意識することで、自らを自宅待機をしていたとしても24時間の人間の社会生活に適合したメリハリのある生活スタイルに自然と合わせることができるのです。

3, 課題達成を掲げるにおいて、難しいのは目標設定です。自宅待機中の目標設定においては、常により短期的な半日程度で達成する目標を明確に科すことが大切です。少しでも目標までの到達距離が長いとそこに達するまでに疲れて達成意欲を失います。自宅にいるとその影響がはっきりでます。常に短距離での目標達成を心がけることが極めて重要です。

 

以上三点を意識し、毎日実行することは、そう簡単なことではありません。しかし、この実現こそが自宅待機という期間にしっかりと自らと向き合い有意義な時間を過ごすために必要な時間であると思います。明日3月11日に我々は東日本大震災から9年を迎えます。この変化の時代に生きたくても生きることのできなかった人のためにも我々は日々一生懸命生きる責務があると私は考えます。次の時代をリードするビジネスリーダーになるために、歩み続けたいと思います。